インターロッキングブロック舗装の舗装技術について

インターロッキングブロック(ILブロック)舗装の舗装構造は、コンクリートやアスファルト舗装と同じように路床と路盤上の表層に施工されていますが、他の舗装と異なる点は、その表層がILブロック・目地砂・敷砂の3層から成り立っていることにあります。

 

舗装の性能を保証するにはILブロックそのものの品質(寸法・強度)、目地砂・敷砂の適切な粒度組成、高締固め度や細粒化に対する高抵抗性が要求されます。

ブロック舗装の品質保持には路床と路盤の施工が重要です

路盤・路床の支持力が不均一な場合、ILブロック舗装の平たん性へ直接反映されることがあります。

以下の表よりブロック舗装の供用性においては土質材料が大きな影響を与えることが分かります。

インターロッキングブロック舗装の破損形態とその原因
破損形態 原因
局部沈下

路盤・路床の締固め度の不均一性

敷砂の液状化および流出

わだち掘れ

路盤・路床の支持力不足

敷砂層の厚さ及び路盤・路床の締固め度の不均一性

敷砂の細粒化

敷砂の液状化及び流出

目地砂の消失

端部拘束の不備

ブロック間の段差

敷砂層の厚さ及び路盤・路床の締固め度の不均一性

敷砂の細粒化

敷砂の液状

目地砂の消失

ブロックの水平移動

端部拘束の不備

目地砂の消失

ブロックの角欠け

目地砂の消失

ブロックのひび割れ

敷砂層の厚さ及び路盤・路床の締固め度の不均一性

一般的にブロック舗装の施工はILブロック舗装の専門業者が担当し、路盤・路床の工事は建設会社が担当するのが通例であるため、表層のILブロック層と下地の路盤・路床部分では施工者が異なることが多く、施工上の重要なポイントが相互に理解されていないことが多々あります。

 

「舗装面の段差」や「ブロック破損」を防ぎ、長期に渡って舗装品質を保つためには、路床・路盤・敷砂・目地砂といった土質材料の特性を熟知し、均一な層を構築するために適切な施工を行うことが不可欠です。

用途別の舗装技術について

インターロッキングブロック舗装の使用シーンによって最適な規格や構造が違ってきます。

以下より舗装用途ごとの概要をご案内致します。

歩道

歩道、公園、広場 等

車道

コミュニティ道路、ショッピングモール、駅前ターミナル、駐車場、交差点、空港/港湾、建築外構 等

環境配慮型舗装

植生ブロック、遮熱性ILブロック、透水性ILブロック、排水性ILブロック、保水性ILブロック、リサイクルILブロック 等

施工技術と品質を保証する「施工管理技術者認定制度」

一般社団法人インターロッキングブロック舗装技術協会では、インターロッキング舗装の高い耐久性の維持と、インターロッキングブロック舗装に対する信頼と技術向上を目的とし、「インターロッキングブロック舗装施工管理技術者認定」を実施しています。

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技術図書のご案内

インターロッキングブロック舗装技術協会では技術の向上と普及を目的として、各種要項やマニュアルといった技術図書を販売しております。

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